タイトルの通りなのですが、このたびPeak Designのカメラバッグ、everyday sling 3Lを購入しました。
Peak Designといえば、キャプチャーやアンカーリンクスなどカメラ関連の便利アクセサリーやエブリデイバックパックなどのカメラバッグを出しているメーカーで、ご存知の方も多いと思います。
そして19年12月、カメラバッグがアップデートされ、エブリデイスリングシリーズに3Lが加わり、こちらを購入してみました。
この記事ではエブリデイスリング3Lに機材を詰めてみた感想や、購入に至った理由などを書いてみました。
※20/01/25 1ヶ月使用してみた感想を追記しました。
エブリデイスリング3Lについて
エブリデイスリングシリーズはピークデザインのスリング・ショルダーバッグで、カメラバッグとして至れり尽せりな機能を兼ね備えたバッグ。
もともと10L・5Lの2サイズが展開されておりましたが、2019年の12月にリニューアルされ、10L・6L・3Lの3サイズ展開となりました。
詳しいスペックなどは銀一さんやピークデザインの公式サイトをご覧くださいませ。
手持ちの機材を入れてみた
私はFUJIFILMのミラーレス一眼を愛用しています。
そのため一眼レフやフルサイズと比べると機材はコンパクトだと思っているのですが、このエブリデイスリングに詰めて持っていきたいと思っている機材リストはこんな感じ。
- X-T3
- XF18-55mm f2.8-4 (※X-T3に付けっぱなし)
- XF10-24mm f4
普段はこんな感じのシステムで写真を撮っています。XF18-55mm f2.8-4 を基本に、もっと広角欲しいなと思った時に XF10-24mm f4 に付け替える、といったような運用です。
結論を先に言うと、エブリデイスリング3Lはこれらの機材をピッタリ収納することが可能です!
外観
今回私が購入したカラーはブラック。全てのパーツが黒で統一されていて高級感があり、とてもかっこいいと思いました。いろんな服にも合わせやすそうです。
3Lは一番小型のサイズになりますが、サイズ感は画像上部の X-T3 と XF10-24mm f4 でなんとなく伝わればと…500mlのペットボトルを横にしたくらいの大きさです。
機材を入れてみた
ではでは機材たちをエブリデイスリング3Lに詰めていきましょう。この写真だと結構サイズがギリギリなように見えますが…
エブリデイスリング3Lにはこのような仕切り板が1枚付属しています。これをうまく折りたたむことでバッグ内に仕切りを作り、無駄なスペースを作らないような収納が可能になります。不思議な形・折り目ですがこれのおかげでかなり複雑で自由度の高いパッキングができます。
まずはX-T3を横に倒して収納してみました。かなりキツキツですがXF10-24mm f4 と一緒に収納が可能です。この状態でファスナーを閉じることもできましたが、見ての通り横幅がきつくて機材に負担がかかりそう。長時間の収納は避けたいレイアウトです。
続いてX-T3を立てて収納してみました。これだと横幅に少し余裕が出るので問題無さそうです。この機材を持ち歩くときはこのレイアウトで収納していこうと思います。
ちなみに、レイアウトは色々試してみたのですが、上記2パターンのレイアウト以外ではファスナーを閉じることが出来ませんでした。
機材を入れた状態でファスナーを閉じたようす。かなりパンパンですがもともと厚みのあるデザインなので見た目はあまり気にならないかもしれません。F2.8通しなどの大きな望遠ズームを入れるのは厳しそうな印象です。
APS-Cのミラーレス一眼であれば、レンズを付けたボディ + 交換レンズ1本 を持ち運ぶ際にぴったりなサイズ感だと思いました。
1ヶ月使用してみた感想
2泊3日の国内旅行でサブバッグとして使用したほか、日常のお出かけ用バッグとして使用した感想を書いていきます。
まとめるとカメラバッグとしてうまく使うためにはややコツが必要だけど十分便利なバッグという印象です。
カメラ一台で出掛けるのにちょうどいいサイズ
上記の通りレンズも収納可能ですが、かなりパンパンになるのと財布などの小物を入れるスペースがほぼ無いので、やはりカメラ一台の持ち運びを想定としたバッグであると感じました。
それでも収納できることには変わりないので、私は旅行中にレンズを持ち運びましたが…
しかし、後述するキャプチャーと併用することで一時的にバッグにスペースを作ることが可能です。
キャプチャーと併用するとかなり便利
ピークデザインの便利グッズ代表格のキャプチャー。ワンタッチでカメラを着脱できる便利なアイテムです。
リュックのショルダーベルト部分に装着するのがメジャーな使い方ですが、このエブリデイスリングシリーズではバッグの両サイドにキャプチャーを取り付けられる箇所があります。
私はエブリデイスリング導入に伴いカメラのストラップをハンドストラップに変更したのですが、撮影中、一時的に両手を開けたいときはエブリデイスリングに装着したキャプチャーにカメラを取り付けていました。
ショルダーバッグとはいえ、鞄からカメラを出す動作はやはり面倒で、そんな時キャプチャーがあると物理的にも心理的にもカメラを構える負担が軽くなります。よってシャッターチャンスを逃す機会を減らすのに貢献してくれたと思っております。
また、キャプチャーにカメラを取り付けるとバッグに一時的なスペースができます。旅先で受け取る入場券などをサッとしまうことができたので、そういった意味でも便利でした。
ペットボトルは入らない
コンパクトなサイズのため、ペットボトルは基本的に入りません。そのため暑い時期、500mlペットボトルの持ち運びには外付けのカラビナやドリンクホルダーを使う必要があります。両サイドにアクセサリーを付けられる箇所があるため、キャプチャーと同じような感じに装着できそうです。
例外的に、350mlの小型ペットボトルはX-T3と一緒に収納してファスナーを閉じることができました。冬や春先の寒い時期であれば十分かもしれません。
購入に至ったきっかけ
ここからは、なぜエブリデイスリングの3Lサイズを選んだのかを語っていきます。
かっこいいショルダータイプのカメラバッグが欲しい!
私は普段リュックタイプのカメラバッグを愛用しています。リュックタイプは肩の負担が分散するので長時間背負っていても大丈夫な点が利点ですが、機材を取り出す際に一旦肩から下ろす必要があったり、どんなに便利なカメラリュックでも交換が億劫になってしまうのが悩みでした。
ショルダータイプのカメラバッグであれば、カバンを前に持ってきてファスナーを開くことで簡単にレンズを取り出すことができ、また作業スペースを確保できるので安全にレンズを交換できる点も魅力に感じました。
また、ショルダータイプのカメラバッグはダサい今までピンとくるデザインのバッグが全然無いのも悩みでした。そんな中、エブリデイスリングは飾りがゴテゴテしてなくて、カメラバッグらしくないデザインが気に入ったので購入のきっかけになりました。
旅行のサブバッグが欲しい!
私は旅行に行く時、
この際にあったら非常に便利だなと常々思っているのが小型のショ
リュックを背負いつつ、ショルダータイプのサブバッグを前にかけておけば、お財布など使用頻度の高いものをサッと取り出せて便利だろうなあと常々思っております。
また、そのサブバッグがカメラ機材がぴったり入ってなおかつコンパクトなものであれば、観光用バッグを別途で持っていく必要が無いので、そういった観点でエブリデイスリング3Lは目的にとても合っていそう、という印象を受けました。
5Lを買おうか迷っていたところ、3Lが発売された
実は言うともともと、
しかしながら、リュックを背負いつつ前にショルダーをかけておくような使い方をするのであれば、5Lでも少し大きいかな?と感じたのも事実で、
3Lも3Lでやや小さく本当に機材が入るのか不安だったものの、
おわりに
大人気メーカーであるピークデザインのエブリデイスリングについて語るということもあり、かなり緊張しましたが少しでも参考になれば幸いです。
ちょっとしたお出かけ用や、サコッシュ的な使いができるカメラバッグを探している方にとってはオススメの選択肢だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。