まちどりのほほんロード

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FUJIFLMのミラーレス一眼カメラでカメラライフを楽しんでいるブログです

XC50-230mm f4.5-6.7 OIS II を語ってみた!ディズニーのショーパレ撮影で使用した感想

レンズ沼のみなさんこんにちは。

今回は愛用して2年が経とうとしているFUJIFILMの望遠レンズ、XC50-230mm f4.5-6.7 OIS II について語っていこうと思います。

なお、私はこのレンズをディズニーランド・シーのショーパレード撮影を目的として購入したため、本記事での作例は全てディズニーでの写真になります

あまり馴染みの無い方は、運動会など動く被写体の撮影に使っている感想に置き換えてご覧いただけるとわかりやすいかと思われます…!

XC50-230mm f4.5-6.7 OIS IIを選んだ理由

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FUJIFILMの望遠ズームレンズは20年2月現在、4種類のラインナップがあります。

  • XC50-230mm f4.5-6.7 OIS II
  • XF55-200mm f3.5-4.8 R LM OIS
  • XF50-140mm f2.8 R LM OIS WR
  • XF100-400mm f4.5-5.6 R LM OIS WR

この中で私がXC50-230mm f4.5-6.7 OIS IIを選んだ理由は3つあります。

価格が安い

もうこれに尽きます。圧倒的にお財布に優しい。

新品が2万円台で買える上、X-T200などエントリーモデルのキットレンズとしても購入ができます。

そのため、望遠の使用頻度は高く無いけど使ってみたい、といったような方の選択肢としてオススメなレンズです。また、後述しますが写りの面でコスパにも非常に優れたレンズだと感じております。

自分がこのレンズを買った時はカメラに回せるお金があまり無くて、でも望遠を使ってディズニーのショーやパレードを撮影したい!と思っていた時にこのレンズに救われました。

しかし購入する際にXF55-200mm f3.5-4.8 R LM OISとどちらにするか結構悩んだのも事実。金額はややXF55-200mmの方が高く、スペックの面では結構違いがある2本ですが、写りを比較したところ初心者の私にはあまり違いがわからなかったことから、このレンズを選んだという経緯もあります。

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価格が安いなりに造りはチープでマウントもプラスチック。また絞りリングもありません。スペックの他にレンズの作りの面でもXF55-200mmの方が上です。

お値段以上な写りの良さ

私はXC50-230mm f4.5-6.7 OIS IIが人生で2本目の望遠レンズになるのですが、1本目はCanonのEOS Kiss X7という一眼レフを愛用していた時代、某メーカーの便利ズームを望遠レンズの代わりとして使っていました。

メーカーの違うカメラでしかも便利ズームの望遠端と望遠レンズを比較するのもツッコミどころ満載ですが、個人的に写りはXC50-230mm f4.5-6.7 OIS IIの方がかなり好みでした。

203mm f6.7 X-E2

特にピントがビシっと決まった時は安価なレンズとは思えない写りをするなあと度々思わされます。

写真を拡大した時が特に顕著で、望遠端付近を使っても便利ズームの時と比べてよりハッキリクッキリと写っていたことが衝撃でした。

軽量・コンパクト

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Xマウントの望遠レンズの中では一番軽量で、カバンにとりあえず忍ばしておくという保険的な運用も可能です。またX-T3と組み合わせた時のバランスも良好。

そのため私はディズニー以外にも、「もしかしたら使うかも…」 と思って旅行に持って行ったりもしています。実際に旅先でお花がキレイに咲いていた時など、持ってきて良かった!と思えた場面もしばしあります。

望遠レンズが欲しいけどあまり撮影頻度は高くは無い方や、旅行で気軽に持ち運べる望遠レンズを探している方にもオススメの一本です。

このレンズをうまく使うための工夫

コスパに優れていると感じるもののスペックは値段相応なため、うまく使うにはやや工夫が必要だなと思っているレンズです。

ここでは、このレンズを使うにあたって個人的に思っていること・気をつけていることを書いていこうと思います。

オートフォーカスはボディ性能に依存

一般的に、オートフォーカス(以下AF)の性能はレンズに依存すると言われています。実際、XC50-230mmより上位であるXF50-140mm f2.8のAFは爆速という話もよく聞きます。

しかし、X-E2X-T3の2つのボディでこのレンズを使ってみた感想としては、最新・上位のボディほどAFがビシバシ決まるレンズであると感じています。

X-E2に装着してしていた時は、AF性能はお世辞にも早いとは言い難いものでした。しかし、ボディをX-T3に付け替えた途端、もはや別物レベルでオートフォーカスの速度・精度が向上したことが衝撃的でした。

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161mm f6.2 X-E2

ゆえに、AFがやや心もとないX-E2では、撮りたい構図をあらかじめ決めておき、AFポイントを固定してキャラクターやダンサーがその位置に来たらシャッターを切る…といったような決め撃ち的撮り方で運用していました。


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135mm f6 X-T3

しかしX-T3になってからは瞳AFやトラッキングAFの進化などの助けもあって、リアルタイムでキャラ・ダンサーを追いかけて撮るような撮影が可能になり、まるで別レンズを使っているかのように撮影スタイルが広がりました。

個人的な推測になりますが、ミラーレス一眼のAFはボディ側の進化の余地がまだまだあるのかもしれません。そう考えると、このレンズのAFはまだまだ早くなる可能性があるのかなと思いワクワクしてしまいます…

背景をボカしたいときは圧縮効果をフル活用

このレンズのF値はf4.5-6.7と非常に暗く、背景がなかなかボケてくれません。そのため少しでも背景をボカすために工夫をする必要があります。そんな時こそ基礎に立ち返りましょう。

望遠レンズといえば圧縮効果。景色を遠くから切り取ることで、被写体と背景の距離が縮まり、密度が高い写真を撮ることができます。

また、被写体と背景の距離が遠いほどボケが生まれやすいですが、圧縮効果を活用すると遠くにあるボケた背景も圧縮して写し込むことができるので、よりボケを生み出すことができるはず。

そして圧縮効果は焦点距離が長ければ長くなるほど効果が高まります。背景をボカした写真を撮りたい時は、なるべく遠くからズームして撮ることで、F値が暗くても背景をボカした写真を撮影することが可能です。

ディズニーならば立ち見エリアから鑑賞することで、このレンズでも十分に背景をボカした写真を撮ることが可能です。とはいっても立ち見の前方はすぐ埋まってしまうので、座り見後方からワンチャン狙うのが現実的かもしれません…私は専らそれです…

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230mm f6.7 X-E2

ボケはやや固めな印象。望遠端である230mmで撮ると、背景の被写体の雰囲気をほどほどにぼかしつつ写すことができます。 

夜はグッとズームしてフロートの光を借りる

度々になりますが、このレンズは F値がf4.5-6.7と非常に暗いレンズです。そうなると苦戦するのが夜のパレードやショー

エレクトリカルパレードの徒歩ダンサーさんはほぼ撮れないと思った方が良いです…しかし、フロートに乗っているキャラクターステージショーに関しては、照明が明るいこともあって結構キレイに撮ることが可能です。

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59mm f4.7 1/160 X-T3

エレクトリカルパレードではとにかくズームしてフロートの光を借りながら撮影することで、キャラクターをしっかり明るく撮影することが可能です。

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135mm f6 1/250 X-T3

夜のステージショー照明がけっこう明るいので、F値が低くても撮影が可能です。しかしシャッタースピードは昼間ほど稼げないので被写体ブレに注意。

このレンズに限ったことではありませんが、照明の明るさや色が目まぐるしく変わるため、後からLightroomなどの現像ソフトで露出修正ができるようにRAWで撮っておくことをオススメします。

まとめ・作例

XC50-230mm f4.5-6.7 OIS II は非常にコスパに優れたレンズだと思います。カタログスペックこそ値段相応ですが、写りはお値段以上だと感じます。上位モデルの望遠レンズを持っていた場合も、携帯性の良さから活用できるシーンがあるかもしれません。

最後にこのレンズで撮った写真たちを載せていきます。トリミングや色調整を行なっていますが、少しでも参考になれば幸いです。

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FUJIFILM 望遠ズームレンズ XC50-230mmF4.5-6.7OISII XC50230/F4.5-6.7OISIIブラック

FUJIFILM 望遠ズームレンズ XC50-230mmF4.5-6.7OISII XC50230/F4.5-6.7OISIIブラック

  • 発売日: 2015/06/25
  • メディア: エレクトロニクス