X100Fを購入した理由とファーストインプレッション
コロナ禍でなかなか写真を撮る機会がなかったゆえに久々の更新です。
この度、といっても3ヶ月ほど前に前々から気になっていたFUJIFILMのコンデジ、X100Fを購入しました!
今回は購入に至った理由と少し使用してみたファーストインプレッションについてまとめてみました。
X100Vではなく、X100Fを選んだ理由
世にはすでにX100シリーズの最新機であり、X100F後継機であるX100Vが発売されている中、私はいわゆる型落ちであるX100Fを購入しました。
とはいえ、各機種それぞれにいいところがあり、決めるまでかなり悩みました。
以下、各機種特有のスペックで個人的にポイントだなと思った特徴です。
X100F の特徴
- 背面に十字キーがある
- 独特な写りをするレンズ
- 正面のデザインがかっこいい
X100V の特徴
- 背面液晶がチルト式
- 解放からきっちり写るレンズ
- 防塵防滴
私の中で特に決め手になったのはレンズ。
X100Vの新型レンズは今後の後継機にも採用される可能性が大きいですが、X100Fの独特な写りをするレンズはX100Fがおそらく最後。私はX100Fの解放でしか出せない逆光の写りやボケた雰囲気が結構好きなので、むしろこれが新品を手に入れるラストチャンスなのではないかと後押しになりX100Fの購入に至りました。
しかし手ぶれ補正や十字キーが搭載されたX100V後継機が出てくれたらそれを即買いしてX100Fと併用する未来も見える…
購入した色はブラック。渋い見た目に惹かれたのと、エイジングしたらさらにかっこよくなるのではないかという期待を胸に選択。果たしてエイジングするほど使い込むことができるか…!?
フィルターなどのアクセサリー類を全て装着した姿。けっこう分厚くなりました。
レンズキャップは付属の純正キャップではなく「Freemod X-CAP2 49mm」というキャップを装着しています。先端部を引っ張るとフィルターが開き、押し込むとフィルターが閉じるというキャップです。
これがかなり便利で、レンズキャップを取り外しする手間が省けて速写性が上がります。また、キャップを無くす心配が無いのがいいですね。
X100Fで撮った写真たち
購入直後にコロナ渦一色となったためまだ撮影回数は少ないもののX100Fで撮影した写真を載せておきます。撮影はJPEGで行い、後から露出をやや調整しています。
逆光時のフレアは出やすいのに対してゴーストはあまり出ない印象。そしてふんわりした写りです。しかしこの写りが欲しかったのだ…
かなり寄れるのも使いやすいです。寄った時のオートフォーカスのピントは結構ズレやすいのでマニュアルで合わせた方が良いかもしれません。
購入直後は桜のシーズンでしたが今季節はすっかり夏になってしまいました…
その軽快さからちょっとした散歩に持ち出すのに非常にちょうど良いです。なかなか撮影に遠出できない今の時期だからこそ、X100Fの出番なのかもしれません。
写真を撮る楽しさを再認識させてくれるカメラ
X100F延いてはX100シリーズは写真を撮ってて楽しいカメラだなあと感じます。カメラを買いはじめた頃の、とにかく撮るのが楽しかった頃と同じような感覚です。
その理由は23mm(35mm版換算で35mm)の単焦点という絶妙な焦点距離や軽快に撮れるサイズ感、EVF/OVFのハイブリットファインダーなどの要素が複雑に重なり合ってのものなのでしょうか。
大きいカメラに少し疲れた時や、最近カメラで写真撮ってないなという人へ非常におすすめしたいカメラです。FUJIFILM Imaging plaza で無料レンタルもできるので是非ともおためしあれ。