XF10-24mm f4 R OIS を語ってみた!旅行のお供に最適な広角ズーム
FUJIFILM X-T3のお供の超広角レンズとして XF10-24mm f4 R OIS を選んでから2年が経とうとしています。今回はこのレンズを選んだ理由と、カメラ初心者視点での感想を語ってみました。
XF10-24mm f4 R OIS を選んだ理由
超広角レンズは文字通り景色を広く切り取ることのできるレンズ。
広大な風景や大きな建築物を1枚の写真に収めることができるほか、パースを強烈に効かせるデフォルメ効果を活かしてインパクトのある写真を撮ることもできます。
そんな超広角レンズですが、FUJIFILMからは以下のようなレンズがラインナップされています。
- XF8-16mm f2.8 R
- XF10-24mm f4 R OIS
- XF14mm f2.8
そのほかにサードパーティからも個性豊かな単焦点レンズが発売されており、Xマウントの中では選択肢の豊富な画角と言えるのではないでしょうか。
どのレンズを我が家に迎え入れるか結構悩んだのですが、最終的には以下2つのポイントが決め手となり XF10-24mm f4 R OIS を選択しました。
- 広角端10mmから利用できる
- 望遠端24mmまでズームできる利便性
せっかく超広角レンズを買うのだから画角は広めに撮れる方がいいし、かといっていきなり使いこなすのは難しそう…そんな悩みを一気に解決してくれた XF10-24mm f4 R OIS でした。
また、検討にあたって FUJIFILM Imaging Plaza でレンタルもしてみたのですが、実際にフィールドワークで使ってみて1本で色々撮れる利便性も実感できたのも大きなポイントでした。
2年間使ってみた感想
さて、ここからは実際に2年間使ってみて感じた好きなポイントをまとめていきたいと思います。
光条が気持ちいい
このレンズを初めて使った時、絞るとバキっとした光条が出てくれるのに衝撃を受けた思い出があります。そのせいかこのレンズで撮った写真は逆光のものばかり。
広角レンズを使うとついつい空を絡めた写真を撮ってしまうのですが、そんなときも光条の形が気持ちいいとテンションが上がります。
XF18-55mm f2.8-4 で撮影
XF10-24mm f4 を買い足す前はXF18-55mm f2.8-4 をメインに使い続けていたのですが、レンズによってこんなに光条が変わるのかと非常に驚いた思い出があります。XF18-55mm f2.8-4 は円がくっきり残る感じの光条になってますね。
手持ち派に嬉しい手ぶれ補正
このレンズには手ぶれ補正が搭載されており、Xマウントのどのボディに装着しても手ぶれ補正を適用することができます。
超広角というとそもそも手ぶれは起きにくい画角かと思いますが、有ると無いとでは撮影の幅が変わってくるのも事実。
三脚の使えない室内やテーマパークでも手持ちでサクサク撮影することができます。
被写体に寄れる
超広角レンズというとボケを出しにくいというイメージがありますが、被写体に近寄って撮れば背景をぼかすことが可能となります。
このレンズの解放は f4 となっておりますが、かなり寄れるレンズなのでボケを活かした写真を撮りやすいのがポイント。 被写体に寄りつつ、広角レンズなので背景に副題をぼかして入れられるため写真の幅が広がります。
まとめ・作例
改めてこのレンズで撮った写真を掘り起こしてみると半分くらいが旅行先で撮った写真たち。
思い返してみると旅行のときはこのレンズを付けっ放しにしていることが多く、旅先で見た広大な景色を切り取りつつズームができるので道中のスナップもできる、さらに寄れるためご飯も撮れるという旅行レンズとして至れり尽くせりなスペックでした。
Xマウントで旅行用レンズを付け足そうとお考えの方は XF10-24mm f4 R OIS 、非常におすすめのレンズです。
以下このレンズで撮った作例たちをまとめてみました。レタッチをしていますが雰囲気が伝われば幸いです。