【宮城旅行記③】仙台の名所を巡ってみた
1泊2日の宮城旅行記、いよいよラスト・2日目後半に突入です。仙台市内の名所を巡ったのでまとめてみました。
1日目と2日目前半の記事はこちら。
輪王寺
やっと本格的に観光をする仙台。まず向かったのは輪王寺。ここは東北有数の名園・輪王寺禅庭を擁する伊達家ゆかりのお寺です。
輪王寺庭園には立派な三重塔が建てられております。派手すぎない色味が美しい。
鳴子峡や松島での混雑が嘘のように落ち着いて鑑賞できた輪王寺禅庭園。紅葉真っ盛りになったら流石に混むのかもしれませんが案外穴場なのかも…?
本堂周辺も非常に見応えがあります。松島でも思いましたが渋みを噛みしめられる寺院が多いですね宮城。
瑞鳳殿
次に向かったのは瑞鳳殿。こちらは伊達家の霊屋。
松島で見た瑞巌寺の本堂を彷彿とさせるきらびやかな造り。間近で見るとその造りの細かさに圧巻されます。
瑞鳳殿があるのは山地の中。アップダウンが激しい道のりでしたがその分自然も堪能することができました。
仙台城跡
気がつけば伊達家ゆかりの地巡りになっていた宮城旅行、となるとやっぱり定番の伊達政宗像を拝んでおきたい。そして訪れたのが宮城城跡。
仙台城跡の敷地にある宮城縣護國神社。この日は七五三シーズンのようでした。
そしてついに伊達政宗像とご対面。本で見たことのある伊達政宗像を前に思わずテンションが上がります。様々な角度から堪能しました。
伊達政宗像周辺は展望台になっており、仙台の景色を一望できます。
仙台旅行終了!
そして再び戻ってきた仙台駅。このあと夕飯を食べたりずんだシェイクを飲んだりグルメを堪能し、新幹線やまびこに乗り込み東京へと帰っていったのでありました。
初めて訪れた東北・宮城県。弾丸旅行ということでドタバタな旅となりましたが見応えのある寺院が多くてとても満喫できました。
そしてずんだシェイク美味しかったです(2杯飲んだ)
【宮城旅行記②】松島の寺院を撮り歩いてみた
1泊2日の宮城旅行記、2日目に突入です。2日目は前後編に分けて投稿予定で、この記事では前半・松島の観光をまとめてみました。
1日目の記事はこちら。
松島に到着
というわけで2日目の朝にまず向かったのは松島。日本三景のひとつで諸島が点在する松島湾の光景が有名です。しかし今回は島巡りは行わず、海沿いにある寺院を鑑賞してみました。
着いた時間は朝9時。前日渋滞に巻き込まれた反省を生かし、朝早くから向かってみましたがこれが大正解でスイスイ向かうことができました。観光地からやや離れた駐車場に車を停めたのですが、道中の景色がとても良くてスナップするのが楽しかったです。
円通院
1つ目の目的地は円通院。宮城県は伊達政宗で有名でいたるところに伊達家の寺院が点在しているのですがこちらも伊達家ゆかりの場所。
紅葉の名所でもある円通院。訪れた日は色づきはじめといった感じでしたがカラフルで、これはこれでけっこう好きです。
石庭は圧巻で、俯瞰したりズームしてみたり、様々な角度から楽しむことができます。
庭園内は奥まで進むと竹林が広がっており神秘的な雰囲気に。
松島一発目から渋くて素晴らしい景色を拝むことができました。これは期待大です!
瑞巌寺
続いて訪れたのは瑞巌寺。こちらも伊達家ゆかりの寺院で、本堂は伊達政宗が創建したのだとか。
本堂内は撮影禁止ですが各部屋きらびやかな彫刻・絵画が飾られており圧巻されました。見応えのある神秘的な寺院です。
五大堂
次の目的地は五大堂。こちらの建物も伊達政宗が創建したものだそう。
撮ってみたかった赤い橋とのショット。こちらの橋は透かし橋になっているので下を見ると海が見えます。スリル満点。
橋を越えると松島を一望できます。
横から見る橋も紅葉と合わさってかなり綺麗です。満潮だとまた違った景色になるかも。
松島で牡蠣を堪能!
お腹が空いてきたのでご飯処を探しにふらふら散歩していたのですが、海沿いはどこをみても良い景色。さすが日本三景。
そして前日の夕飯は牛タンだったので海鮮を、ということで牡蠣が食べられるお店で牡蠣まみれ定食なるものを注文。
上記はかきまみれ定食についてきた牡蠣鍋。焼き牡蠣などもセットになった定食でしたが、鍋の奥にはまだまだ大量に牡蠣が入っているというすさまじい牡蠣まみれっぷりでした。
シメのデザートは円通院の近くの出店でお濃茶ジェラートをいただきました。
次なる目的地へ向かうため、これにて松島を後にしましたが見応えのあり渋みのすごい寺院がコンパクトにまとまっていて非常に観光しやすい場所だと感じました。
そして再度駐車場に戻ったのはお昼12時頃。駐車場は満車となっており周囲の道も混んでいるようでした。これから紅葉のピークが訪れるかと思いますが朝早めに来られることを強くオススメします!
やや長くなりましたので旅行記は後編へ続きます。
【宮城旅行記①】紅葉シーズンの鳴子峡を撮りに行ってみた
いつか行こうと思ってなかなか行く機会のなかった東北・宮城県。ちょうどもうすぐ紅葉シーズンであることを知り、新幹線込みで激安だったので数週間前に1泊2日の旅行を決行し弾丸GOTOしてきました。
この記事では1日目に訪れた鳴子峡と石ノ森萬画館で撮った写真をまとめてみました。
仙台駅に到着
目的地・宮城県までの移動手段として、関東在住の自分は東京駅から仙台駅まで新幹線での移動を選択しました。この日に乗った新幹線はやまびこ。
そして新幹線に乗ること2時間、仙台に到着!何気に人生初東北です。仙台駅ではさっそく色づいた木々がお出迎え。今回の旅、これは期待できます。
鳴子峡
レンタカーを走らせ最初の目的地は鳴子峡。宮城県の北西部にある紅葉の名所です。
この日は紅葉シーズン真っ盛りということで、ある程度の混雑は覚悟していたつもりだったのですが…渋滞に飲まれて移動時間は予定より大幅に遅れの3時間かかりました…
鳴子峡では期待通りの素晴らしい紅葉が広がっていました。岩肌もごつごつ。
これは去年から思ってたんですけど紅葉撮影に関しては自分でRAW現像するよりFUJIFILMのカメラ内撮って出しのほうがずっと良い色味・トーンを出してくれます。上の写真は撮って出しなのですが一発で想像通りの色を出してくれました。
味噌団子いただいたのですが美味しかったです。味噌とはいえ惣菜というよりスイーツ並の甘さでした。
鳴子峡遊歩道を一周する予定でしたが到着までに想定以上時間がかかってしまったため、鳴子峡レストハウス周辺のみを満喫して次なる目的地へ向かうのでした。
石ノ森萬画館
そして到着したのは石ノ森萬画館。自分が聖地巡りをするほどハマってしまった仮面ライダーの生みの親である石ノ森章太郎先生にまつわる展示を堪能することができる場所です。18時閉館なのですが到着したのはなんと17時。せっかくたどり着いた鳴子峡でタイトなスケジュールになってしまったのはここの閉館時間に間に合うようにするためだったんです。
入り口には仮面ライダードライブに登場するトライドロンの特別展示が!サープラーイズ
場内は特に撮影禁止ではないのですが気になる方はぜひ実際にご覧になっていただきたい展示ばかりなので割愛。アクション体験コーナーもあり、空いていたので年甲斐もなくはしゃぎまくりました。
ロボコンかわいい。夏にやってた映画の内容は意味わからなかったけど。
1日目終了!
夕飯はもちろんこれ!牛タン!伊達の牛タン本舗さんはスープとサラダにも牛タンが入っているという至れり尽くせりぶりでした。
想像以上の道路混雑に翻弄された1日となりましたが、2日目からは早起きできるかの戦い。2日目の記事へ続きます。
X100Fを片手にブルーアワーの横浜・大桟橋を撮り歩いてみた
前回、X100Fを片手に江ノ島を撮り歩いてみた記事を投稿しましたが、その帰り道がちょうど夕暮れからブルーアワーの時間帯でなんか勿体無い(?)気がしてしまい、せっかくなのでとその足で横浜へ向かい大桟橋周辺を撮り歩いてきました。
この記事の撮影機材は全てX100F、手持ちで撮影したものになります。
関内〜日本大通り
江ノ島散策で疲れ切った体に鞭を打ち、降り立ったのは関内駅。みなとみらいの景色を撮りたい時にオススメなのが、みなとみらいを対岸から見渡せる場所・大桟橋。
大桟橋の最寄駅は日本大通り駅なのですが、よくばって日本大通りの道中も撮りたいなと思ったので関内駅から向かうルートを選択してみました。
関内駅から大桟橋へ向かうには、まず横浜スタジアムのある横浜公園を通ります。この日の横浜スタジアムではデーゲームが行われておりましたがブルーアワーの時間帯ではまだ試合が終わっていない様子。
賑やかな横浜公園を抜け、異国情緒溢れるおしゃれな日本大通りへ。
重厚な造りの神奈川県庁舎。ライトアップされることを初めて知りました…
そして日本大通りを抜けるといよいよ海が見えてまいりました。
象の鼻パーク〜大桟橋
象の鼻パークに到着。方角が合わず断念したのですがこの日はなんと夕焼けが爆焼けしており、空が青紫色の幻想的な色合いに。以下の写真はいつもと少し趣向を変えファンタジックな色味でレタッチをしてみました。
疲れているとは口ばかり、絶景を目の前にすると元気がみなぎってきます。
そしていよいよ大桟橋に到着です。
大桟橋についたものの、そこにはカップルかカメラマンしかいないという衝撃的な光景が広がっていました。自分は話しかけられやすいのか3組ものカップルにスマホを渡され写真を撮ってくださいと声をかけられたのでありました。X100Fの威圧感のないデザインがこんなところで活きてくるとは…
日が完全に沈みあたりが暗くなったところで帰路につきました。X100Fは頑張れば手持ち夜景もそこそこいけることが判明した1日となりました。本当に頼りになるカメラだ…
おまけ・フィルムシミュレーションをVelviaにしてみた
自分はRAWで撮ってLightroom上でフィルムシミュレーションを当てるという方法でレタッチを行なっているのですが、今回撮った写真は空の色が主体となっていたのでフィルムシミュレーションを切り替えるごとに様々な色に変化するのが面白く、普段は使わないVelviaでレタッチを行なったバージョンを用意してみました。
上に載せた写真以上にいつもの色味から違いすぎるので別枠とさせていただきましたが、これはこれでアリかなと思ったので載せておきます。ブルーアワーの写真にあてると映画・ララランドのような色味になりますね。
X100Fを片手に江ノ島を撮り歩いてみた
神奈川生まれ神奈川育ち・首都圏近郊をメインに写真を撮っている自分ですが、カメラ散歩の行き先として敬遠し続けていた場所がありました。その名も江ノ島。
というのもこれまで何度かカメラを持って訪れたことがあったのですが惨敗してばかりだったのでブログの記事にもせず、気づけば撮影地として苦手意識が芽生えていた始末。
しかし、だからこそ成長を実感し壁を乗り越えるチャンスということで、FUJIFILMのコンデジ・X100Fを片手に江ノ島を撮り歩いてきました。
片瀬江ノ島駅〜江ノ島大橋
今回はメイン機であるX-T3はお留守番にし、X100Fのみを持ってきました。理由はなんとなくですが江ノ島にはX100Fが合いそうだなあと思ったため。
とはいえXシリーズのミラーレス一眼と同じセンサー・プロセッサを搭載しているため画質については一切不安感はありません。コンパクトなのに頼れるカメラ、X100F。
降り立った駅は小田急江ノ島線・片瀬江ノ島駅。きらびやかな駅舎が目を惹きます。
ここから徒歩で江ノ島へ向かっていきます。
ながーい江ノ島大橋から見える景色は海が広がる絶景。いい天気で良かった…
江ノ島といえば夏が似合うイメージがありますが、島に向かうまでの道中である江ノ島大橋は日光に照らされた道を長い距離淡々と歩くので涼しい時期に行かれることを強くオススメします(これが江ノ島を敬遠していた理由の一つだったりする)
江の島弁財天仲見世通り〜江島神社・辺津宮
大橋を渡りきり江ノ島に上陸。
ご覧の通り、この日の江ノ島はものすごい混雑。しかし負けじと先へ進んでいきます。
江ノ島は島と名のつくものの坂道・階段が非常に多く、ハイキングに行く心構えでないと挫折してしまう道のりが多いのですが、エスカーという有料エレベーターを使えばスイスイと山頂まで行くことができます。体力に自身のない自分はエスカーを使い山頂まで目指すことにしました。
エスカーは2つの区間に分かれており、1つ目のチェックポイントとなるのが江ノ島神社・辺津宮。ここも結構な混雑で写真はあまり撮らずにお参りを済ませました。
次のエスカー乗り場に向かうまでの道中。高所から様々な絶景を見ることができます。
展望台から見た景色。X100Fの23mm(35mm換算で35mm)の画角は景色を切り取るのにぴったりで使い勝手が良いですね。
江島神社・中津宮
さて、再びエスカーに乗り上へ登っていきます。
到着したのは江島神社・中津宮。朱い拝殿がなんとも神秘的な雰囲気。
ここまで登ると、先ほどの展望台をさらに見下ろすというロケーションに。
エスカーを登りきったところで、次に目標地点としたのが江ノ島シーキャンドル。ふもとを目指して地図を見ずひたすら歩いていきます。
江ノ島ではところどころで絶品海鮮グルメをいただくことができますが、最初に食べたのがなんということか抹茶フロート。糖分補給はだいじ…
江の島サムエル・コッキング苑〜江ノ島シーキャンドル
エスカーを登りきったのでここからは自分の足で階段や坂道を登っていかねばなりません。そしてなんとかたどり着きました、江ノ島シーキャンドル!
シーキャンドルのふもと一帯は江の島サムエル・コッキング苑という庭園になっており、この日は色とりどりのキャンドルが飾られていました。
夜になると綺麗なイルミネーションになるのかなと思いつつ散策。キャンドルの缶?はとてもカラフルなので昼間でも見ていて楽しい光景でした。
キャンドルの他にも庭園内は見所たくさん。寄りで撮ったり引きで撮ったり。X100Fほんとに頼もしい…
そしてついにシーキャンドルのふもとに到着!至近距離で見てみたいという目標だったので登りませんでしたが、周囲を舐め回すようにみて回ってました。
江島神社・奥津宮〜稚児ヶ淵
次なる目的地は江の島岩屋。なのですが先にネタバレしてしまうと岩屋は混雑のため断念。しかし道中の道のりは険しくも素晴らしい景色の数々を拝むことが出来ました。
アップダウンの激しい道のり。そして横を見れば断崖絶壁。どうやってここに家を建てられたのだろうと思いはせ。
江島神社・奥津宮に到着!これにて江島神社三社のお参りを達成です!エスカー使わなかったらおそらく達成できていなかったであろう…
道を曲がると、目の前に海が広がっていた…
江ノ島の裏側あたりにある岩屋を目指して進んでいきます。
岩屋への道中は稚児ヶ淵という海食大地が広がっており磯釣りの名所なのだとか。
ついに岩屋に到着…したもののおわかりいただけただろうか、この行列でございます…
そしてここに行くまでの道のりはアップダウンが激しく、行きは下り階段・帰りは登り階段を修行のごとく歩んでいきます。エスカーやバスなどは無いので自分の足で向かう他なりません。運動不足な自分は行きの時点で足がガクガクになりました…カップルで江ノ島に行くと別れるという逸話がありますがその理由の半分くらいは岩屋への道のりのハードさで占められていると思う。
帰りの道中クタクタになってしまっていたので道中にあるレストランにて休憩。イカ焼きと釜揚げしらす(写真撮り忘れた)をいただきました。
江ノ島では生しらすが有名ですが個人的なオススメは釜揚げしらす。醤油かけて食べるとそれだけでご飯がすすむ絶品です。
下道を通り帰路へ
目的地を回りきったところで再び仲通りへ戻ります。戻るまでのルートは色々ありますが、階段の無い下道から戻るルートを選んでみました。
主要スポットはあんなに混んでいたのに下道はほとんど人にすれ違わずスイスイ進めました。穴場なのかもしれません。
下道で静寂を楽しんだのも束の間、再びにぎやかな仲通りに戻ってまいりました。
江ノ島を後にする前に食べておきたかったいも吉の紫芋ソフト。鎌倉にも店舗があるのですがこれがかなり絶品で見つけるとついつい食べてしまいます。
再びの江ノ島大橋。行きの時と比べると日が傾いてきて、また潮の量も変わり違った景色が楽しめます。
そして終着地点・片瀬江ノ島駅に到着。これにて江ノ島観光リベンジマッチは幕をおろしたのでありました。
まとめ
苦手意識のあった江ノ島でしたが、なんとか記事にできるくらいの撮れ高ができたのでリベンジマッチ成功といえるのではないでしょうか。
この散歩の相棒として選んだX100Fでしたが、23mmの画角がちょうどよく、またいざとなればデジタルテレコンでクロップもできるので不自由なく写真を楽しめました。コンパクトなので激しい移動の多い江ノ島との相性もバッチリ。 これからも積極的に持ち出していきたい一台です。
最後までご覧いただきありがとうございました!