2020年に買ったカメラ機材と今後欲しい機材を書き出してみた
生活様式にさまざま変化があった2020年。引きこもった故に貯まった貯金で気づけばカメラ関係の機材を3つ購入してしまいました。
年末の振り返りということでFUJIFILM Xマウントを愛用している筆者が今年買った機材たちと今後欲しい機材を綴っていきます。
今年買ったもの
X100F
世に後継機X100Vが出回って早々に購入したX100F。操作性とレンズの描写がこちらの方が好みだったので型落ちを選ぶことに。
レンズ交換のできないいわゆるコンデジですが、FUJIFILMのXシリーズミラーレス一眼と同じセンサー・プロセッサを搭載しているので画質には心配が要りません。
また、23mm(35mm判換算で35mm)の画角が使いやすく、いざという時はデジタルテレコンもあるのでとりあえずこれ1台持ち出せばなんとかなるようなポテンシャルを秘めています。
これからも長く付き添っていくであろうカメラです。
XF16-55mm F2.8 R WR OIS
FUJIFILMのカメラを使い始めてから3年が経ち、ついに手をだしてしまった大三元ズームレンズ。
16mmスタート・防塵防滴・全域F2.8の明るさなど、これまで愛用していた標準ズーム XF18-55mm F2.8-4 の弱点を克服しており痒いところに手が届く1本。
しかしコンパクトさは犠牲になりました。そのあたりはX100Fに任せましょう。
XF56mm F1.2 R APD
年末に駆け込みで購入したのがこちら、XF56mm F1.2 R APDです。
FUJIFILMの56mm F1.2は無印とAPDの2種類が販売されていますが自分が選んだのはAPDです。AFは遅いしお値段も張りますがそれ以上に得られる唯一無二の描写力に惹かれて購入に至りました。
我が軍初となる単焦点レンズ。すでに単焦点ならではの描写のキレや美しいボケに魅了されているのでここからまた新たなる沼が始まる予感に震えています。
今後欲しいもの
ボディ内手ぶれ補正付きのカメラ
自分は現在Xマウントの母艦としてX-T3を愛用しています。この機種にはボディ内手ぶれ補正は搭載されていません。
今年買ったレンズは手振れ補正の無い重量級レンズたち。となると次に優先して揃えるべきなのはボディ内手振れ補正が搭載されたカメラなのかなと。今の所は手ぶれ補正が無くても問題なくやっていけてますが、それでも快適に撮影するためにはあった方が良いのも事実。
FUJIFILMからはX-T4、X-S10など続々と手振れ補正搭載のボディが発表されていますが、いまのところこの2機種はしっくりきていなくて、ボディの新調については来るべきX-T5、X-Pro4次第かなという気がしています。次世代センサーかつX-T3にそのままボディ内手ぶれ補正載せたような機種を出してはくれんかねFUJIFILMさん。
XF70-300mm F4-5.6
秋のXサミットで開発発表された望遠レンズ XF70-300mm F4-5.6 。発売は2021年を予定しているとのこと。
自分は現在 XC50-230mm F4.5-6.7 OIS II という望遠レンズを愛用しているのですが、扱いが雑なのかボロボロになってきてしまっているのと、もうワンランク上の画質が欲しいと思い発売されたら是非購入したいと考えているレンズです。
そしてこのレンズ、テレコンが使えるらしいんですよね。ロマンがすごい。自分がよく通っているディズニーシーの海上ショーだと230mm(35mm判換算で345mm)でも足りない場面が多々あるので買うとしたらテレコンと一緒に揃えたいなと思います。
まとめ
振り返ってみると自分のカメラシステムは結構揃ってきていて、今後は買い足しというより買い替えのフェーズに入っていくのかな思ったり。
とはいえ近年のカメラ業界は暗めのニュースが多いので、欲しいと思ったものは積極的に買ってお布施してきたいところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました m(_ _)m
自分のカメラリュック遍歴を振り返ってみた
カメラ界にはレンズ沼・フィルム沼など様々な沼が存在していると言われています。その中でも自分はカメラバッグ沼というものに片足突っ込んでるのではないかと思い始めた今日この頃。先日気づいたら史上4個目のカメラリュックをポチってしまいました。
さすがにこのままズルズル買い続けていたらまずいのではと思い、今回は思考を整理すべく自分のこれまでのカメラリュック遍歴をつらつらと振り返ってみました。
前提
本題に入る前にいくつか前置きを。
カメラバッグは使う人の機材や撮影スタイルによって向き不向きがあり、またバッグをファッションアイテムの1つとして捉えるなら服装やスタイルによっても好みが分かれてくるものだと思います。
この記事では下記のような機材を愛用している筆者のカメラバッグの好みや遍歴について主観のもと書かせていただいておりますのでご了承くださいませ。
愛用カメラ機材
レンズ
- XF16-55mm F2.8 R WR OIS
- XF10-24mm F4 R OIS
- XF50-230mm F4-6.3 OIS II
- XF56mm F1.2 R APD
機材はAPS-Cのミラーレス一眼でレンズはやや大きめのズームレンズがメイン。全て持ち歩くことはほぼ無く、この中から X-T3 & レンズ1~2本 または X100F & X-T3 & レンズ1本を選んで持って行ってます。
撮影地は街中や人が多い観光地がメインです。
また荷物が少ないちょっとした散歩ではPeak DesignのEveryday Slingを使っており、旅行や荷物の多い外出ではカメラリュックを持ち出す、といったような使い分けをしています。
そのためリュックを使う時はカメラ以外の荷物が多い時になります。
そしてショルダーバッグは1年前にEveryday Slingを購入してからずっと愛用しており沼を卒業済み(?)なので今回はカメラリュックに絞って書いてみました。
これまで買ったカメラリュックたち
自分がこれまで買ってきたカメラリュックは以下の4つ。上から買った順に並べています。
- ELLECOM offtoco スタンダード
- Endurance Ext
- Peak Design Everyday Totepack
- WANDRD PRVKE 21
そのうち現在所有しているのは下の2つ「Everyday Totepack」と「PRVKE 21」です。
ここからはそれぞれのリュックについて主観とはなりますが「良かった点」と「気になった点」を交えながら振り返ってみました。
ELLECOM offtoco スタンダード
自分が初めて購入したカメラ用リュックがこちら。エレコムさんのofftocoというカメラリュックのスタンダードモデル。サイズはMサイズです。
ほぼ毎年モデルチェンジがされているみたいですが自分が購入したのは初代2016年バージョン。
画像引用元:https://www.elecom.co.jp/pickup/off-toco/product/backpack-2-style-camera/
上下2気室構造で下室はカメラボックスとして機材を収納できる他、カメラボックスは引き出し式なのでレンズが取り出しやすい作りとなっております。
カメラとそれ以外の持ち物を一緒に持ち歩くのに使いやすく、またデザインもカメラバックとは一目ではわからないシンプルさが気に入り購入に至りました。また価格も安く入手しやすいです。
画像引用元:https://www.elecom.co.jp/pickup/off-toco/product/backpack-2-style-camera/
コンパクトで軽量にもかかわずPC収納用ポケットがあるのが地味にありがたく、撮影時以外も普段用のリュックとしても重用していました。そのためか1年くらいでメインのファスナーが壊れてしまい次のバックをを購入することに。
大変気に入っておりましたがもう一度このバックを買い直したいかというとそれはNOで、理由は他のバッグも使ってみたい!という点ももちろんありますが、モデルチェンジに伴って重量が増えてきておりサイズも大きくなっているのが気になってしまって。個人的にofftocoシリーズはコンパクトで取り回しがしやすい点が魅力だと思っているので…
買い直すとしたら重さが1,000gを切っていて初代より細かな点で改良がされている2017年モデルかなあと思ったり。
また、撥水加工はされていますが長時間の雨に耐えうるものではなかったので、雨の中の撮影に使いたい場合はレインカバーを買っておく必要があるかと思います。
良かった点
- コンパクトで取り回ししやすい
- 価格が安い
- 重量が軽い
気になった点
- 防滴性能は控えめ
- モデルチェンジに伴い重量が重くなってきている
Endurance Ext
2つ目に買ったカメラリュックがこちら。Endurance Extというバッグ。
offtoco同様、こちらも見た目がカメラバッグっぽくない点が気に入り購入に至りました。カラーや素材も様々な種類が展開されているので気にったモデルがきっと見つかるはず。
そしてこのリュックの魅力はなんといっても収納力。
上下2気室構造になっており、下室はカメラボックス、上室はそれ以外の荷物を入れることができます。offtocoを使っていたことによりこの構造のありがたみを身をもって体感したのでバッグ選びで譲れないポイントの1つでした。
さらにEndurance Extは上室がロールトップになっているので必要に応じて容量を増やすことができ、使わない時はコンパクトにまとめておくことができます。
また片サイドに三脚が取り付けられるポケットがあり、三脚を使わない時はドリンクホルダーにできたりなかなか便利。もう片サイドは取り出し口になっており、下部室の機材はそこからもアクセスが可能です。
ショルダーベルトや背中のクッションもしっかりしており、機材や2泊分の旅行道具を詰めた状態で長時間歩いていても全然疲れません。チェストベルトを留めるとさらに重量が軽く感じられました。
そんな細部までこだわりを感じるEndurance Extでしたが気になる点が2つ。1つ目は自分の機材とサイズ感が合っていなかったという点。
開発インタビューを読むとこのリュックはフルサイズ一眼レフボディ&大三元レンズ3本が収まるように設計されているとのこと。
撮影時にフルサイズ一眼レフと比べて小型であるAPS-Cミラーレス用レンズ1~2本程度しか持ち歩かない自分にとっては下室がいつもスカスカになってしまいオーバースペックな状態でした。機材が少ない時用に使っているエブリデイスリングとの相性も良いと言えるのですが、どうしてもかさばってしまうシーンのほうが多くうまく使いこなせていないと思ったので手放すことに。
もう1つが立ちながらのレンズ交換が難しいという点。サイドに取り出し口が付いておりボディはすぐ取り出せるのですが、下部室に収納しているその他機材を取り出すには外側に開くファスナーを開ける必要があります。そのため交換レンズを取り出す時はリュックを降ろさないと上手く取り出せないのが気になってしまいました。このあたりは撮影スタイルの向き不向きがあるかもしれません。
良かった点
- 収納力が高い
- 長時間背負ってても疲れにくいクッション性
- 三脚が取り付けられる
気になった点
- APS-Cミラーレスではオーバースペック気味
- 立ったままのレンズ交換が難しい
Peak Design Everyday Totepack
エブリデイスリングの使い勝手の良さに触れてからピークデザインの沼にはまりそうになっていた自分。そして手を出してしまったのがこのEveryday Totepack。こちらは現在も愛用中のバッグの1つ。
名前の通り手持ちのトートバックとして使えるバッグなのですが、付属のショルダーベルトを装着することでリュックとしても使うことができます。自分はもっぱらリュックとして使ってます。
取り出し口は上部の他にも両サイドに大きなファスナーが付いているため、上の画像のようにリュックを横にすれば簡単に荷物を取り出すことができます。
ピークデザインのカメラリュックといえば Everyday Backpack が有名でそちらの方がカメラバッグとして向いている造りになっているかと思いますが、Endurance Ext を経た自分はとにかくスリムなバッグが欲しいと思っていたので Everyday totepack を購入。そのスリムさのおかげで電車移動の際もかさばらず、ミラーレス一眼にフィットするサイズ感です。また見た目もこちらの方が好みでした。
また、リュック内の仕切りが自由に組み立てられるのも大きな魅力で、機材の量に合わせて仕切り組み立てることで無駄なスペースが少ないパッキングが可能となります。
ちなみに自分は普段こんな感じにセパレートしています。大きく分けて上下に2つ、下室にカメラ機材、上室にその他の荷物を入れています。これがとても使いやすく、スムーズなレンズ交換が可能です。
しかしこちらも使い込むにつれて少しづつ気になってしまう部分も見えてきまして、1つ目はクッション性が心もとないという点。これはトートバッグと2wayで使えるバッグという点では仕方ない部分なのかもしれませんが、背中にクッションが無くショルダーベルトも薄いため重い荷物を入れて長時間背負っていると体がバキバキになります。クッション性を求めるならやはり Everyday Backpack に軍配が上がるかと思われます。
そしてもう1つが意外と物が入らないという点。ピークデザインのエブリデイシリーズのバッグは固めの布素材でできているため、型崩れしにくく自立できる、かつ機材保護の観点ではメリットとなりますが、見た目以上に物を入れづらいというのが正直なところ。自分の仕切りの使い方だと上室にフリースの上着を入れたらもうパンパンになります。かさばる物を持ち歩く時は専用のベルトで外側に巻きつける必要がありそうです。
良かった点
- カメラリュックとして使えるのにスリムでかさばりにくい
- 自由度の高いパッキングが可能
- 立ったままのレンズ交換がスムーズにできる
気になった点
- クッション性があまり良くない
- 容量は見た目より少なめ
WANDRD PRVKE 21
こちらは先日購入したばかりのリュック、PRVKE 21。このリュックは別売りの専用カメラキューブを使うことでカメラバッグにすることができます。
シンプルかつカメラバッグには見えないデザインがグッドで前々から気になっていたリュックなのですが、スタイリッシュすぎて自分には似合わないかな思って敬遠していました。
しかし新発売の限定色・GOBI TAN(白に近いベージュ)が既存のカラーと比べて柔らかい雰囲気でこれならいけるかもと思ったのと、ブラックフライデーセールに後押しされ公式サイトから個人輸入で購入。
ロールトップ構造かつバッグ全体が(Everyday totepackと比べて)柔軟性のある布でできているので、荷物が色々と入りそうです。
ロールトップ、片サイドにカメラ取り出し口、三脚ポケット付きとEndurance Extと似た雰囲気のリュックですが大きな違いがこちらは背面が開くというところ。
専用ストラップを装着すればリュック内を作業スペースにしつつ、立ったままレンズ交換をすることができます。
少し使ってみた感想ですが、Everyday totepackの気になる点はこのバッグを使うことで解消できた気がしています。クッション性や容量はPRVKE 21のほうが断然よかったです。また三脚を取り付けられるのも良いですね、
しかし取り回しのしやすさはEveryday totepackの方が強いといった印象。あのスリムさとシンプルな構造ゆえの使いやすさは唯一無二なのかも。またリュック本体の重量がけっこう重たいので、もしかしたらカメラボックスは別メーカー軽量コンパクトなタイプを探して使うことになるかもしれません。背負ってるときは気にならないですが持ち上げる時とかちょっとつらい。
とはいえ、見た目もとても気に入っているのでしばらくはこのリュックを使い込んでみようと思います。
まとめ・使い分け
4つ目のカメラリュックの購入に至ってようやく気づいたのが1つのカメラリュックで全ての要望を満たすのには無理があるのでは無いかという点。
カメラバッグはリュックとショルダーを使い分けるべきだとは早々に思っていたのですが、同じリュック内においても同様の言えたと気づくべきだった。
よってしばらくはこんな感じでカメラバッグを使い分けていこうと思います、どん。
- カメラ1個持っての外出、旅行のサブバッグ→ Everyday Sling
- 荷物が少し多めの近場の外出 → Everyday totepack
- 三脚を持ち歩く時、レンズ3本持ち歩く時、旅行 → PRVKE 21
これにて一通りの悩みが解決できた気がします。あとはひたすら写真を撮るのみですね。
いつも以上に誰得な記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました m(_ _)m
XF56mmF1.2 R APD を購入したので試し撮りをしてきた話
レンズ沼のみなさんこんにちは。
この度ついに XF56mm F1.2 R APD を購入しました。
FUJIFILMの56mm F1.2は無印とAPDの2種類が販売されていますが自分が選んだのはよりドロっとしったボケが楽しめる APD の方です。
先日東京駅のFUJIFILM Imaging Prazaでレンタルし描写力に圧倒され、どうせいつか買うから買えるときに早めに買っとこうと購入に踏み切りました。いまのところFUJIFILM Imaging Plazaでレンタルした商品の購入率が100%という…(丸の内という撮れ高が約束された悪魔的な立地よ…)
今回は試運転ということでコツコツと撮り集めていた写真たちをまとめてみました。
ちなみに丸の内でレンタルしてきた時の記事はこちら。
二子玉川公園
初陣は二子玉川公園。とある用事のついでに立ち寄ったのですがちょうど夕暮れ時のボーナスタイムでした。
記念すべきファーストショットはまさかのF8まで絞って撮った遠景シルエット写真。
APDを生かせているかといったらNOなのですが56mmは少し離れたところの景色を切り取るのにちょうどいいのでパンフォーカスでも使いやすい画角だなと思います。広めの道路の向かい側とか。
とはいえ試運転なのでボケが活かせる写真を必死に撮り歩きます。
丸の内で借りた時も思いましたが近くの被写体に対してはAFが迷いがち。点光源のボケがちょっと四角いのは角型フードを無理やり使ってる影響かもしれません。
ドロリとしたボケ味はアンダー気味な露出と相性が良いような気がします。
暮れ時の空が紫色になる時間帯ってレタッチが難しい…明るくすると夕暮れ感が無くなるし彩度を上げると深みが無くなる…
ということで初陣はまずまずの戦果。画角は使いやすいもののAPDのボケが活かせているかといったらなんとも言えないような撮れ高となりました。
六本木周辺
日は変わり訪れたのは六本木周辺。こちらも撮影目的というよりか他の用事のついでなのですがそういう時にもコンパクトだから持ち出せるのがFUJIFILMのカメラの良いところだなと。
ここら辺で見える景色と言えば東京タワーなのですが、56mmという画角だとうまく収めることが(自分の技量では)できなかったので、いつも通り被写体を見つけては撮るといった方式で撮り回ってみました。
56mmの画角、道路を挟んだ向かい側を切り取るのにちょうど良いです。
F1.2だとすぐボケてしまうのでピント合わせにはいつも以上に神経を使います。難しい…
東京タワー、遠景から圧縮するように一部を切り取って撮ればよかったなと後悔しましたがそれは次の機会にするとしましょう。
東京駅・丸の内
六本木フラフラしてたらなぜか丸の内まで来ていたという…何事だ…
というわけで被写体の宝庫・丸の内周辺にて試し撮りはシメとすることに。
上の写真は今回の中でもお気に入りの一枚。ほんとになんでもない一枚なんですけどそういう一枚にこそこのレンズの持つ表現力のすごみをひしひしと感じます。
前回訪れた時とは違う感じに撮ろうと意気込んだらなかなかシャッターを押せなかった。イメトレや下準備の重要性をひしひしと実感した時間となりました。
まとめ
今回撮れた写真を振り返ってみて、普段ならボツになっているであろう一枚もレンズの持つ表現力とボケで撮れ高へと昇華してくれる魔法のような1本だなと思いました。
また、せっかくAPDだし試し撮りだしボケが気持ち良い写真を撮ろうと思ってたものの、ここに載せていない写真も含めると半分くらいがパンフォーカスの写真でした。自分にとって56mmの画角というのは人やモノを主体としたポートレートを撮る画角というより、少し遠くの景色を切り取る画角として使うことの方が多いみたいです。
APDを生かさねばと気負うのではなく、まずは純粋に56mmの画角のレンズとして向き合ってみようかと思います。そしてふとした拍子にその高い表現力に救われるような運用となりそうです。
12月のディズニーランドを撮り歩いてみた
今年の9月に新エリア・新アトラクションがオープンしたディズニーランド。先日チケットの入手に成功したのでカメラを片手にゆるーく遊びに行ってみました。
例年なら大きなクリスマスツリーが飾られておりますが今年はその姿は無く。しかしながらパーク内ではところどころにクリスマスの装飾が飾られておりホリデーな雰囲気を感じることができます。
オープンしたばかりの美女と野獣エリアを軽く散策。朝イチはこんな感じでガラッとしてましたがお昼を過ぎるとレストラン待ちの列ができたりと賑わいを見せておりました。
野獣のお城。この中は新アトラクションとなっており抽選で当選した場合のみ乗ることができます。自分は外れてしまったので外側から泣く泣くお城を鑑賞。
装飾だけじゃなくエリアによってはBGMもクリスマス仕様になってました。
少し待機してグリーティングパレードを鑑賞。なんとクリスマス衣装で登場!前回8月も訪れたのですがその時との違いは衣装だけではなく、パレードルート沿いは立ち見ではなく座り見鑑賞に変わっていたという違いもありました。鑑賞のために2時間くらい座っていた頃の記憶が遠い昔のようにフラッシュバックするのでありました…
お昼ご飯は事前に予約しておいたセンターストリート・コーヒーハウスでハッシュドビーフをいただきました。
そしてデザート代わりにカフェモカを注文。カフェモカの柄はミニーちゃんでした。ミッキーだけしか無いと思っていたのでこれはサプライズ。
午後イチは蒸気船に乗船。ここからしか見えない景色を切り取っていきます。
トムソーヤ島は無人島状態でした。
グルリと一周して戻ってきました。
ビックサンダーマウンテン周辺の装飾、年季の入った加工がドラマチックでいつもまじまじと見てしまいます。
スターウォーズ大好きマンなのでスターツアーズは欠かせません。特に待ち列の作り込みはランド屈指の出来の良さだと思うのです。R2かわいいよR2。
バズ・ライトイヤーのアストロブラスターを4回ループしてたらすっかり夕どきになってしまいました。いつもならブルーアワー狙って写真撮り回ってる時間帯ですがランドに来るとどうしても写真よりアトラクションに夢中になってしまいます。次からカメラはX100Fとかでもいいかもと思ったり。
30分ほど場所取りをして夜のパレード・ナイトフォールグロウを鑑賞。これは通常であれば雨の日限定のミニパレードなのですが昨今の事情もあり雨が降っていなくても特別に公演をしています。
新アトラクション、ベイマックスのハッピーライドを横目にパシャり。アゲアゲノリノリなBGMにキラキラの照明をのせて楽しそうなアトラクションです。キャストさんもノリノリで踊ってて非日常感がすごい。これは抽選に当たらないと乗れないのですが抽選には外れてしまったので(以下略)
そんなこんなで抽選に外れまくって意気消沈していた自分でしたがなんと、ミニーのスタイルスタジオには当選することができたのでシメのアトラクションとしていざ突撃。
ここはファッションデザイナーであるミニーちゃんのオフィスを見学した後、ミニーちゃん本人とご対面をすることができるというキャラクターグリーティングタイプのアトラクション施設。グリーティングなんて久々すぎてカメラの設定どうすればいいのだろうとかソワソワしてたら受付時間になってしまいました。
ミニーちゃんのオフィスはポップなBGMが流れておりとても可愛い雰囲気。そして彼女は服をデザインする時ペンキを使うというなかなかパンクな一面を垣間見ることができます。
このペンキ、塗ると水玉になるというトゥーンタウンらしいイマジネーション溢れるペンキのようです。
そしてソワソワがピークに達した頃、ついにミニーちゃんとご対面。
この日は12月ということで冬の装い。海外パーク感があります。おしゃれすぎますね…
そして写真を撮らせてもらった後、部屋を後にするまでずっとミニーちゃんが手を振り続けてくれました。神対応すぎる!抽選に外れまくった時はほんとショックがでかかったのですが終わりよければ全て良し、ありがとうミニー様。ミニーオーミニー我らが美しい女神。
XF35mm F1.4 R で横浜港周辺を撮り歩いてみた
このブログで登場回数No.1の地・横浜港周辺ですが先日また撮り歩いてきたのでまとめてみました。
そして今回は友人からお借りした単焦点レンズ・XF35mm F1.4 R を使って撮影してみました。ボディはいつものX-T3です。
レンズの感想は最後にちょろっとまとめてあります。
日本大通り
時刻は夕どき。まずは日本大通りから散歩スタート。
同じ被写体を同じ構図で何度も撮ってる気がしますがこれでいいのだ…ホームとなる撮影地があると良いとか悪いとか諸説ありますが自分のような初心者写真撮りエンジョイ勢にとっては楽しくてモチベが上がる時と場所で撮るのが一番なのだ…(自己暗示)
先月はまだ緑色だったイチョウ並木も黄色く色づいていました。
普段はズームレンズを愛用しているので単焦点を手にすると解放でばかり撮りがち。ここぞとばかりに大口径レンズでしか味わえないボケが織りなす立体感を堪能するのでありました。
山下公園・象の鼻パーク
お次は大桟橋に行こうかなと思ったのですが、チラリと視界に写り込んだ山下公園のイチョウ並木が気になり山下通りへ方向転換。
ここ最近イチョウばかり撮ってる気がしますが人生で紅葉を楽しめるのもあと数十回と考えると、目の前の光景は楽しめる時に楽しんどこうという気持ちになります。
今回の散歩のお気に入りの1枚、マネキン。
そして山下公園をお散歩。ちょうど空の色がドリーミーな時間帯でした。
日本大通り・夜
寒くなってきたのでそのまま帰ろうと思ったのですが日が沈みかけた後の日本大通りがこれまた良くて再びカメラを構えることに。
イチョウ並木がちょっとだけライトアップしていますが、イルミネーションというよりは街灯が点灯したという表現のほうが適切な感じの光り具合。日本大通りの落ち着いた雰囲気に合っている感じがして好きです。
日が完全に沈み真っ暗になったところで撤収!
感想
XF35mm f1.4 R、使う前の印象としてはフワッとして柔らかい写りをするレンズなんだろうと思っていたのですが、実際に使ってみたところ湿度を感じるというか、しっとりとした感じに写るレンズだなと思いました。このあたりは作風や露出で変化するのかもしれません。
FUJIFILM Xシリーズ初期レンズということで身構えてましたがX-T3の高速AFのおかげでキビキビ動いてくれて、ストレスを感じることなく撮影できました。なんならX100FのAFの方が遅いんじゃないかと思うくらい。
35mm(35mm換算で約50mm)の画角って23mmに慣れてる自分からすると正直苦手意識があったのですが、改めて向き合ってみると距離の掴み方次第で寄りでも引きでも撮れる不思議な画角だなという印象に上書き。思ったよりも引きの画が撮れる。何を当たり前のことを言っているんだという感じですが、最後にいい雰囲気のレンズだったという感想をお伝えできればと思います…(逃走)